ビジネス英会話の常識!ロジカルスピーキングと「まとめ」の定番英語フレーズ

ビジネス英会話の常識!ロジカルスピーキングと「まとめ」の定番英語フレーズ
4月 3, 2017 えいごism 編集部

ビジネス英会話の常識!ロジカルスピーキングと「まとめ」の定番英語フレーズ

新年度になると、異動してきた上司が部下の実力を測るために何気ない質問をしてきたりします。
もしその時にうまく答えられなかったら、次にまた新しい上司が来るまでは毎日遅刻しないで出社することだけを取り柄として地味に働くことになるでしょう。
上司に「こいつはデキる!!!」と思わせるには、ロジカルな話し方が必要不可欠です。

今回は異文化摩擦を解消する英語ビジネスコミュニケーション術より、この国際コミュニケーションのスキルアップに欠かせないロジカルスピーキング(論理的な話し方)について抜粋しました。

新年度をデキるやつとしてスタートさせるために、ロジカルスピーキング術とビジネス英語の定番フレーズを手に入れましょう。

●参考書籍をチェック!⇨異文化摩擦を解消する英語ビジネスコミュニケーション術

まずは結論から話そう!

talking

私たち日本人は暗黙知を大変多く使った独特の話し方をすることが世界中で知られています。
何かを話す時にはまず前置きをして要点を先延ばしにしたり、何が言いたいのかをはっきりとは言わずに回りくどく遠回しに説明する傾向があります。

英語でのコミュニケーションでは、ロジカルスピーキングが常識です。
プレゼンテーションはもちろん、何気ない会話もロジカルに話題を展開していくので、聞き手にとって要点がわかりやすく、納得しやすいのが特徴です。

結論(Conclusion)、理由(Reason)、事例(Example)、まとめ(Summaryの順で話をし、論旨を展開していきます。この展開方法は、相手からの質問に答える場合でも同様です。

QUESTION
“How will traditional retail shops be affected by online business?”
通常の小売店はオンラインビジネスによってどのような影響を受けますか?ANSWER
“Traditional retail shops will become smaller or diversify their product offerings.”
書店は縮小するか、その商品を多様化していくでしょう。”Online shops can offer discount pricing because of lower overhead and become more and more competitive by making their own logistic system.”
オンラインショップは、人件費がかからないこともあって、より安価な商品を自 前の流通網を使って発送し、ますます競争力をつけるからです。”For example, Amazon.com makes it easy to order products inexpensively online and have them delivered to your home or office.”
例えば、アマゾンは安価な商品を簡単にオーダーでき、個人の自宅にもオフィス にもデリバリーしてくれます。

このように論旨を展開していき、最後に全体をまとめていのが欧米方式です。
では、こうした順番によって論旨を展開しなかったときのリスクはどのようなものでしょうか。すでに解説しましたが、欧米の人は、わからないことがあれば、話の途中でも割り込んできます。英語で話しながら、起承転結法などに従ってスピーチをした場合、そのスピーチの多くは以下の通り、結論ではなく、事例か理由のサポート、あるいは言いたいことの背景となる事柄の表明からはじまることになります。

これは、欧米の人から見て、語り手が何を言いたいのか理解できず、話題のポイントを見誤り、混乱を招いてしまいます。そうしたとき、彼らは、スピーチの中で割り込んで確認をするために質問をしてくるのです。しかし、その行為は、日本人の話し手をさらに混乱させてしまいます。こうした混乱を避けるために、いかに明快に結論を表明するかというノウハウを知っておく必要があります。

言いたいことをわかりやすく伝えるための英語フレーズ

I think … (私が思うに…)

My point is … (私の言いたいことは…)

What I want say is … (私が言いたいことは…)

Here is my point … (これが私の言いたいことのポイントです。)

Look, here is my point, I would … (そうです。私の言いたいことは次の通りです。私は… )

Let me tell you my point. (言いたいことはですね。)

例)

Let me tell you my point. I would like to say we need your technology.

(私の言いたいことはですね、我々はあなたの技術が必要だということなのです。 )

Let me be clear. My point is that we need to postpone this project.

(申し上げます。私はこの計画は延期すべきだと思います。)

 

英語がペラペラ話せることはもちろん大切です。しかし、ビジネスにしろ、プライベートにしろ、お互いが会話の中で混乱しないために日本語の論理展開ではなく、英語の論理展開を意識してみましょう。コミュニケーションがよりスムーズに取れるようになりますよ!

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