一石四鳥で学べるお得な勉強法とは?【純ジャパ英語勉強法】
純ジャパバイリンガル有子山博美の英語勉強法
「ありこやま」ではありません。「うじやま」です。音声を使った英語勉強法について聞いてください。
音読・シャドーイングを習慣化しよう
「音読」とは声に出して読むこと、「シャドーイング」とはネイティブの音声を聞きながら、影(シャドウ)のように、そのすぐ後を追いかけて発音することです。英語学習する際は、この2つを習慣化することを強くおすすめします。
音読で会話の基礎力をつける
英語は言語なので、やはり話せるようになりたいですよね。そのためには、普段から「音読」で練習しておきましょう。黙って読んでいるだけだと、間違えた発音で覚えてしまったり、いざというときにパッと出てこなかったりします。
また、いざ声に出そうとすると、ちゃんと覚えていない単語や苦手な構文(意味が取りにくいところ)でつっかかるので、苦手を認識し、つぶしていくことができます。そのため、音読を継続すると基礎力がつき、リーディングも速くなるといわれています。発音記号を見ても読み方が分からない単語は、下記の無料サイトを活用してくださいね。
Howjsay – A free online Talking Dictionary of English Pronunciation https://www.howjsay.com/
シャドーイングは一石四鳥!
次に「シャドーイング」ですが、お手本は洋画や海外ドラマ、ラジオ、ニュース番組、オーディオブックなど、何でも構いません。「いいな」と思ったフレーズは、ネイティブの音声のすぐ後にぴったりくっついて、音やリズム、イントネーション、スピードなど、すべてをそっくり真似するつもりで発音してみてください。電車の中や外出先のスキマ時間で練習する場合は、小さな声でささやくか、口パクでもOK。
目だけでなく、口や耳もフル活用することで、フレーズがより定着しやすくなりますし、発音も改善され、圧倒的に通じやすくなります。ネイティブの音やスピードに慣れることで、リスニング力も上がります。また、ただ聞き流しているだけだと眠くなりがちですが、真似して言おうとすることで集中力もアップ! 一石二鳥どころか三つも四つもメリットがあり、いいこと尽くしなのです。
抑揚なく発音する日本語とは違い、英語には独特のイントネーション、リズムがあります。まずはこれを大げさに真似してみましょう。1つ1つの単語を区切って発音するのではなく、つなげて滑らかに言うのがコツ。スマホなどを使って、自分の音声を録音して聞いてみましょう。イントネーションは、大げさに真似するくらいでちょうどいい場合が多いです。
洋画や海外ドラマ、洋書、洋楽も「生きた英語」の宝庫
インプット量が多ければ多いほど、センスが磨かれ表現が洗練されていくのは、英語も日本語も同じです。読書量の多い人、幅広い語彙を知っている人は、表現力が豊かですよね。
まずは英語手帳一冊に絞ってインプットを習慣化し、余裕があれば、洋画や海外ドラマ、洋書や洋楽からもフレーズを吸収していきましょう。
たとえば、家族や友人から何か嬉しいニュースを聞いたときに「よかったね!」と祝福したい場合、goodやniceという形容詞しか知らないと、表現の幅が狭まってしまいます。
逆に、次のような単語やフレーズのストックが多ければ、自分の感情や気持ちを的確に表現でき、会話が盛り上がります。
有子山が選ぶ海外ドラマ定番の英語
Awesome! Cool! (スゴイ!)
That’s great / impressive / wonderful! (すばらしい!)
Good for you! / I’m happy for you!
(よかったね! 私も嬉しい!)
You did it! (やったね!)
You deserve it. (当然の結果だよ)
I knew you could do it. (君ならできると思った)
No way! You’re kidding! (まさか! うっそー!)
しつこいようですが、「ありこやま」ではありません。「うじやま」でした。
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