入試英語なんて恐くない!:読解教材の選び方教えます!
リーディングの教材を4領域に分けて実力をつけよう!
過去問を前にして、途方に暮れている受験生の皆さん、安心してください。4技能試験と比較して、日本の個別の大学の入試問題の英語は、アイテムの選び方に基準がなく、高校生には読めるはずもない英文が平気で出題されます。難関大に合格する人でも、全部読めて合格している人はほとんどいないのです。だから、過去問の英文を使っていきなり勉強し、自分をいじめるのではなく、適した素材の選択をしましょう。
1.基礎力を固めるための教材
※何度もくり返し音読し、最終的にリスニングで100パーセントわかるようになるまで勉強するための中核となる教材です。レベルが高すぎない適切なものを選択してください。
・繰り返し音読する
・何度も聞く
2.難問に慣れるための教材
※早慶MARCHなどの難関大学では、高校生には読めるはずもないような高いレベルの英文が出題されることも多く、過去問の多くは教材に向いていません。合格点を取るためには、読めた部分をつないで推測して、選択肢を消去法で処理して合格ラインの5〜7割を確保するのです。したがって、過去問はあくまでも難問に慣れるための練習素材です。本文の繰り返しよりも、設問の根拠や解答方法を中心に学習してください。
・設問のポイントを確認する
・解き方の作戦を立てる
・難関大の問題のレベルに慣れる
3.読み捨てて反射神経を高める多読教材
※プリント類や多読用の本など、復習をしないことを前提に、その場で集中して楽しんで読み捨てていく教材です。簡単な英文を楽しみながら読んで、速読の反射神経を高めます。
・調べない、こだわらない
・くり返さない、勉強しない
4.常識力をつけるための日本語の読書教材
※入試では、英語のレベルが高すぎて高校生には読めない長文が頻繁に出題されます。そのような場合、読めた部分をつなげて書いてあることを推測するわけです。そのためには、学術的なことに対する豊かな常識が必要です。これこそが、難関大の英語を制する鍵なのです。政治、経済、文化、芸術、科学などあらゆる分野に興味を持ち、一般常識を身につけましょう。池上彰氏の本や、学習マンガ、一般常識がまとめてある本を利用するとよいでしょう。
・分野をまんべんなく読む
・学習マンガ等も利用する
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