世界の英語教育のハブをアジアに作る!藤岡頼光【せかいイスト列伝】

世界の英語教育のハブをアジアに作る!藤岡頼光【せかいイスト列伝】
1月 23, 2017 Ism Editor

世界の英語教育のハブをアジアに作る!藤岡頼光【せかいイスト列伝】

最高の学習環境をセブで実現します!

日本を飛び出して世界で活躍する、せかいイストたち。彼らの人となりやメッセージを紹介するのが、この「せかいイスト列伝」です。今回のせかいイストは、セブ島で、日本人資本最大の英語学校 QQ English を経営する藤岡頼光さんです。

バイク便の社長が英語学校?

私は現在、フィリピンのセブ島で英語学校 QQ Enlish を経営しています。ここでは常時世界中からやってきた数百人の学生が、宿泊型プログラムで英語を学んでいます。日本だけでなく、ロシア、ベトナム、韓国、中国、インドなど、様々な国からやってきた学生たちがここで英語を学んでいます。

こんな学校を経営している私ですが、実はもとから英語教育の仕事をしていたわけではありません。実は私はバイク急便の運転手兼社長なのです。東京で青い箱のバイク急便を見かけることも多いと思います。それが私が作った最初の会社です。

その後私は、輸入業を始め、英語を学習し始めました。そこで選択したのがセブ留学です。そこで、フィリピンという国が、日本人の英語教育には最も適していると思ったんです。彼らはネイティブではないが、必要に駆られて英語をマスターしてきた。つまり英語学習者がこれから通っていかなければならないつらい道を一度経験しているんです。

私がセブを選んだ理由

みなさんが、いきなり外国人に日本語を教えてくださいと言われても無理ですよね。多くのネイティブスピーカーは、外国語を本格的に学んだ経験が浅く、上級者の会話の練習相手としては適していますが、初学者にはつらいです。私もアメリカに留学していたこともあったのですが、その時には、レベルが高すぎてついて行けなかった。でもセブで勉強したら、こんな私でも英語が話せるようになったんです。

そんな私の経験から QQ English は始まりました。世界一の英語学校をセブに作る。そんな思いでこの学校を経営しています。だから、細部にまでとことんこだわっています。例えば、フロアごとにインテリアを変えて、学習者の気分を高揚させ学びを楽しくしています。あるフロアはすべてレンガづくりですが、このレンガの壁はスタッフと私で一緒に積み上げたものなんです。

英語の教育内容にも徹底的にこだわっています。先生全員に研修プログラムを実施し、公的な資格に合格した教師のみが教えることができるようにしています。また、教師の評価も徹底して行っています。授業内容においても、有名なイギリスの学習法、カランメソッドをとりいれて充実をはかっています。また、日本人のエキスパート三代澤氏により、日本人を教えるための教授法研修をセブの教師全員に対して行っています。

進歩するには進化するのみ!

QQ English は、過度のマニュアル化を避け、常に進化し続けることを旨としています。セブ島には2つのキャンパスがありますが、新しいキャンパスの方は、改善のために今でも改装を重ね続けています。オンラインの授業を行うフロアに関しても先生方のアメニティを重視し、仮眠室なども設置し、いつも最高の授業ができる環境を整えています。

最後にこれから社会に出る若い人に言っておきたいのですが、世界にはチャンスがあふれています。それなのに、日本の中だけにいるとこのチャンスをすべてつぶしてしまいます。日本人の良さは、世界に打って出たときに初めて光るのです。

私も英語を勉強して、世界に出たことによって人生が変わりました。皆さんも今すぐに、英語を話す勉強を始め、一刻も早く世界に出てください。


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