純ジャパ先生に聞け!英作文は独学では習得できないのか?
ネイティブに英文を添削してもらおう
英作文の勉強法に悩んでいる人のために、あの純ジャパバイリンガルの有子山先生からのアドバイスです。
Googleを使ってある程度英文を検証できるとはいえ、やはりネイティブにきちんと英文を添削してもらいたいときもあると思います。そんなときは、ネットでランゲージエクスチェンジの相手を探したり、SNSに登録してお互いに添削し合ったりという方法もありますが、相手を探したり、交流を続けたりという時間と手間がかかるため、多忙な方にはあまりおすすめできません(それ自体を楽しみたい方は別です)。
そこでおすすめなのが、ネイティブの英文添削サービスです。およそ1文字1円、24〜48時間以内というスピードで、ネイティブが添削をしてくれます。なかなか自分の時間が取れないため、お金を払って信頼できるネイティブの先生にさくっと見てもらいたい私にぴったりのサービスでした。
私が現在利用しているのは「英語便」(https://www.eigobin.com/)というサービスです。あるトピックに関して感じたことや、日々の出来事を英語で思いつくままに書いたエッセーを見てもらったり、サイトに用意されている英検やTOEIC SW(スピーキング/ライティング)テストの模擬問題に挑戦したりと、幅広く活用しています。また、私自身はまだ利用したことがありませんが、月に2回、英文メールやエッセーのコンテストがあったり、他のメンバーの日記を閲覧できたり、同じ趣味や目的を持つメンバーを検索できたりと、さまざまな機能があるようです。無料トライアルもありますので、気になる方はぜひ体験してみてくださいね。
ライティングは基礎練習、スピーキングは本番
ライティングとスピーキングの違いは、前者は時間をかけてじっくり取り組めて、後者は「瞬発力」が要求される点です。日本語でも、書くときはあれこれ考え(ときには推敲して)、ある程度整った文章をつくることと思います。逆に会話では、思いつくままにポンポン話すため、必ずしも正しい日本語とは限りませんし言い間違うことだってあります。
英語でも同じです。ライティングの際はできる限り自然で、文法的にも正しい文を書く練習をしておく。語彙やフレーズをたくさんストックしておけば、スピーキングで必ず役立ちます。そしてスピーキングの際は、間違いを気にしないこと。練習してきたことを信じて、ストックした語彙やフレーズをポンポン取り出して話すのです。とっさに文を組み立てられない場合は、単語を並べるだけだって構いません。いざというときには身ぶり手ぶりも大活躍します。ライティングは基礎練習、スピーキングは本番と捉えてみてくださいね。
そして最後にひとつだけ、英語学習者の皆さんにお伝えしたいことがあります。
私の名前は「ありこやま」ではなくて「うじやま」です。