2018年は100周年!世界中が赤い花を胸につける記念日〜リメンブランスデイとは?

2018年は100周年!世界中が赤い花を胸につける記念日〜リメンブランスデイとは?
11月 15, 2017 Rikka
World

2018年は100周年!世界中が赤い花を胸につける記念日〜リメンブランスデイとは?

【Photo:London, UK Poppies are thrown into the fountain in Trafalgar Square to mark Armistice Day/Photograph: Kirsty Wigglesworth/AP】

こんにちはりっかです。

イギリスはロンドンに遊びに来ています。11月に入ると、赤い花を胸につけている人をたくさん見かけます。

この花は、Remembrance Day(第一次二次世界大戦戦没者追悼記念日)での追悼の意を示すポピーの花です。

英単語、英語イディオムをチェック

Lest we forget.
(戦没者の死を)忘れることのないように

このポピーの花とともに掲げられる慣用句です。

Remembrance 
記憶、覚えていること

動詞の”Remember”と綴りが似ているので覚えやすいですね。

11月11日11時 Remembrance Dayとは?

“From Sydney to London, the world marks the 99th anniversary of the end of the first world war and remembers those who have lost their lives in conflict.”

シドニーからロンドンに至るまで、世界は第一次世界大戦の終戦より99周年を迎えた。そして今また世界は戦争で人生を失った人々を思い出すのだ。


世界中の人たちがポピーの花を胸につけています。

1918年11月11日、第一次世界大戦が休戦を迎えました。
1919年、イギリス国王ジョージ5世によって、この戦争で戦い命を失った軍人たちを追悼するための記念日として定められました。
記念日のシンボルであるポピーの花を身につけ、11月11日11時に2分間の黙祷を行い、彼らを覚えていることを示します。
(実際には式典は11月11日に一番近い日曜日に催されます。2017年は11月12日日曜日でした)

現在は第一次世界大戦だけでなく、第二次世界大戦、フォークランド戦争、湾岸戦争、アフガニスタンとイラクの紛争など、戦争で亡くなった全ての人々を思い出すための日として世界中の国々が式典を催します。
この日は戦没者追悼記念日とも呼ばれます。

世界各国の首相やロイヤルファミリーなども参加する非常に重要な記念日です。

参考記事
Remembrance Day around the world – in pictures

なぜポピーの花がシンボルなの?

johnmccraemonument
ポピーは、第一次世界大戦終結後に戦場で育った花です。
有名な第一次世界大戦の詩「フランダースの大地に」の中に登場します。

In Flanders Fields – by John McCrae

In Flanders fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved and were loved, and now we lie
In Flanders fields.

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders fields.

フランダースの大地に -ジョン・マクレーエ
フランダースの大地では、十字架の間にポピーの花が咲く。
十字架が立ち並ぶ列の中、私たちの場所を示す。
雲雀はまだ勇敢に歌い、飛ぶ。
銃声の中で稀に聞こえてきたんだ。


俺たちは死者だ。
ほんの数日前までは生きて、夜明けを感じ、夕日の輝きを見、愛し愛された。
そして今俺たちは横たわっている。
フランダースの大地に。

敵との戦いを取り上げろ。捨てられなかったこの手から。
眩しい光を放つ松明。それは高く掲げられるものとなる。
もし死者である俺たちと交わした約束に背くのなら、
俺たちは眠らず、しかしポピーの花は育つだろう。
フランダースの大地に。

In_Flanders_Fields

1915年第一次世界大戦中に書かれた有名な詩です。作者はカナダの医師ジョンマクレーエ中佐。その年の終わりにロンドンマガジンに掲載され、それ以来、ポピーは戦争で戦い命を失う全ての人のシンボルとなりました。

記念日に身につけるポピーのバッジなどは、ボランティアの人々が寄付を集めて生産されています。
集まった寄付金は、退役軍人などの支援に使用されます。

来年はリメンブランスデイ100周年!!

Remembrance Day
11月には世界中でポピーの花を見ることができるでしょう。
空港や駅など、様々な場所で寄付を集めているボランティアの姿を見ることができると思います。
2017年は、紙製のポピーは少額でも寄付をすればもらえました。
年号入りのバッジは2ポンド(約300円)以上の寄付をするともらえます。
来年はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

<参考記事>

・https://en.wikipedia.org/wiki/In_Flanders_Fields

・https://www.theguardian.com/uk-news/gallery/2017/nov/11/remembrance-day-around-the-world-in-pictures

・https://www.bbc.co.uk/newsround/15492752

・https://www.bbc.co.uk/newsround/15492228