トランプ大統領の「みじめで最悪な一週間」 他、先週の主要ニュースで英語を学習-海外ニュース ピック-1

トランプ大統領の「みじめで最悪な一週間」 他、先週の主要ニュースで英語を学習-海外ニュース ピック-1
5月 15, 2017 Rikka

トランプ大統領の「みじめで最悪な一週間」 他、先週の主要ニュースで英語を学習-海外ニュース ピック-1

こんにちは! えいごism 編集部のりっかです。

先週の世界で話題になった出来事や、気になった海外メディアの英文ニュースをpickupしてご紹介します。
素早くダイレクトに情報をゲットして、一歩先の英会話学習をお楽しみいただけます!

今週はCNNより3つの厳選しました。

今週のpickup記事
1, Worldwide cyberattack could spark more trouble Monday
世界規模のサイバー攻撃で、いつも以上に憂鬱な週明けに
2, Donald Trump’s disastrously bad week in Washington
ドナルドトランプのワシントンでのみじめで最悪な一週間
3, Ebola kills 3 in DRC, WHO says; scores more linked to deaths
コンゴ民主共和国で3名が死亡。さらなる感染者の可能性あり、とWHOが発表

海外の大手ニュースメディアから、ダイレクトに情報をゲットしよう。
先週のニュースの中から話題の記事を厳選。英文記事の内容とポイントをご紹介します。
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世界規模のサイバー攻撃で、いつも以上に憂鬱な週明けに


現代社会を壊滅的な状況に追い込むことのできるサイバーテロの脅威!

先週は、世界中で大規模なサイバー攻撃による被害が発生しました。
世界150カ国、20万人もの人々に被害を与えた今回のソフトはマルウェアの一種のランサムウェアと呼ばれるもの。
日本には大規模な被害はなかったものの、パソコンで世界中のネットワークと繋がり仕事をする以上、自分のパソコンのセキュリティを常に更新し、ウィルスチェックなどをして、サイバー攻撃の被害を受けないように努める必要があることを再認識させられました。

CNNの日曜のニュース記事では各国の現在の状況が記事の最後にまとめられていました。

Worldwide cyberattack could spark more trouble Monday

この記事に書いてあること
・金曜日遅くに発生した世界的なランサムウェアによる攻撃の被害は月曜に人々が仕事を開始するとさらに被害が拡大する恐れがあると呼びかけた。
・今までは一度に一台のコンピューターにしか攻撃できなかったランサムウェア攻撃が、今回は一気に広がる可能性がある。
・この攻撃は、コンピューターには未だに発見されていない脅威の可能性を示唆し、セキュリティ強化を望む企業が増加した。

関連記事:
Global cyberattack: A super-simple explanation of what’s going on世界的なサイバー攻撃:何が起こっているかの超簡単な説明

Pickup! 英文と英語学習のポイント

“The virus has hit at least 150 countries and claimed 200,000 victims, according to the European Union’s law enforcement agency Europol.”
欧州連合(EU)の法執行機関であるユーロポール(Europol)によると、このウイルスは少なくとも150カ国を襲い、20万人の犠牲者を訴えている

この記事のトップにある動画では、わかりやすくはっきりとした口調でランサムウェアと今回の事件についての説明が聞けます。

“Virus”(ウィルス)は、みなさんご存知のとおり英語では「ヴァィウス」のように発音します。
”Bitcoin” は「ビッコイン」。
記事の中にある言葉を追って、聞き取ってみてください!

へーそうか、ヨーロッパのポールはユーロポール。
ていうことは、インターポールってインターナショナルポールなんですね! (ところでポールってなんだろう?)

 


ドナルドトランプのワシントンで過ごした、悲惨で最悪な週



“James Comey better hope that there are no ‘tapes’ of our conversations before he starts leaking to the press”
ジェームスコミーはメディアに情報をリークし始める前に、私たちの会話のテープがないことを願ってるんだ

相変わらずのトランプさん。このツイートは、元FBI長官への脅迫ではないか、と物議を醸しています。
そりゃそうでしょう・・・。

というわけで、先週のトランプ大統領のまとめがCNNニュースに掲載されていました!!

Donald Trump’s disastrously bad week in Washington

この記事に書いてあること
・今週のトランプ大統領の動きについてわかりやすく解説。
・トランプ大統領が10日で解任した元司法長官代行のサリー・イエーツ連邦検事によるマイケル・フリン氏(ロシアと接触した疑惑で大統領補佐官を辞任)に関する証言から始まり、一連の不用意なTwitterへのつぶやき、連邦捜査局(FBI)長官ジェームスコミーの解雇で終わった週だ。

Pickup! 英文と英語学習のポイント

On Friday morning, he sent out a slew of tweets that, among other things, threatened Comey, raised the specter that he was or is taping his conversations in the White House, suggested an end to the daily White House press briefing and proposed that it was unreasonable to think his aides could tell the full truth from behind the podium every day.

ちょっと長いですが、気になるのは “rise the specter”(恐ろしい幻影を連想する)

“specter” は亡霊や、妖怪、または心に浮かぶ怖いものの意味です。
堂々と世界中へのコメントで人を脅すようなやり方だ、と問題視されています。

もうすっかり、“Twitter outburst” (爆撃ツイッター)はトランプ大統領の常套攻撃手段になりましたね。
文章全体的に受け身系が使われており、コミー氏が攻撃されている雰囲気が文章から感じ取れます。

 


コンゴ民主共和国でエボラ出血熱発生! WHOは感染者増加を懸念



最後は健康、ヘルスケアから。
みなさん、エボラ出血熱はご存知ですか?

最悪の病気です。

発症したら生存率は20%。約8割の人が死亡します。

2014年から2016年にかけて、11,000人以上が命を落としたエボラ出血熱が、世界中で流行する可能性があると専門家が言っています。

こちらの記事の中では、世界に疫病が広がる経路について詳しく説明している動画が付いています。

人が地球上を移動する限り、あらゆる場所への拡散は免れません。

いやはや、恐ろしい・・・。
現在、エボラ出血熱の発生がみられたコンゴはどのような状況なのでしょうか。

現地の人による状況のアナウンス動画で、世界の向こう側をリアルに感じてください。

Ebola kills 3 in DRC, WHO says; scores more linked to deaths

この記事に書いてあること
コンゴ民主共和国で3人がエボラ出血熱で死亡した、とWHOが発表した。
今のところ死亡者は3人だけとしているが、現在17名の感染が疑われている。
さらに推定でも125名の人々がエボラ患者と接触したとして、民衆には体調の変化に注視するよう呼びかけ、熱やその他の症状が出た場合は直ちに医者の診察を受けるように呼びかけた。

関連記事:
Seven reasons we’re at more risk than ever of a global pandemic世界的な流行病に見舞われるリスクを示唆する7つの理由

Pickup! 英文と英語学習のポイント

“These “disease detectives” are in a good position to help with the current outbreak, Rowland said.”
「この病原菌探偵こそが近年の病原菌大流行に歯止めをかけるよい役割をになっています」と、ローランドさんは言いました。

ローランドさん頑張って!!
この記事には医療用語がたくさん出てきます。

コンゴの人が話す英語も、とても綺麗で聞き応えがあります。
短い動画ですので、記事と合わせて一緒にリスニングの練習をしてみてください!


先週のニュースまとめ

最後の記事でエボラ出血熱についてご紹介しました。
人間、健康であることがまず第一です。
日本では現在国家規模の疫病はありません。でも、疫病がある国はまだまだ存在します。

トランプさんや、イギリスなどの、移民受け入れに対して否定的である政府は、「移民による国内の問題発生」に対する策であることが一因だと聞きます。
確かに、こういった視点から見ると理にかなっていると納得せざるをえません。

けれども、「自分が感染してしまうのではないか、自分の愛する人が感染して苦しむのではないか。」という心配をしたなら、
そもそもなぜ疫病が発生するのかを考え、現在私たちが懸念していることが実際に怒っていて、疫病に苦しんでいる人々を助ける行動が起こせるといいですね。

あくまで、現在の日本には存在しないだけであって、いつ発生するかわかりません。
他人を助けることが、自分を助けることに繋がるのだと私は個人的に思っています。

それでは、今週のピックアップは以上です!

英語の学習がんばりましょう〜

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