謝って済むなら警察はいらない!【えいご人の常識】

謝って済むなら警察はいらない!【えいご人の常識】
2月 15, 2017 えいごism 編集部

謝って済むなら警察はいらない!【えいご人の常識】

JAPANESE

When I apologized, he moved towards me aggressively.

FOREIGNER

Japanese people apologize all the time, but the situation never changes.

日本人:お詫びをしたら、詰め寄られた。
外国人:日本人はすみませんと謝ってばかり、でも状況は変わらないんだ。

和を尊ぶ日本人は、人と面と向かって対立することを極度に嫌います。それに、謙遜という価値観も手伝ってか、何かトラブルがおきると、まず相手にお詫びを言うことからコミュニケーションをスタートさせようとします。

それに対して、欧米人の多く、特にアメリカ人は、問題が発生した場合、まず自らのスタンスをしっかり主張し、説明しようとします。また、多くの場合、欧米ではお互いの主張を交換し、直接会話をしながら解決方法を模索します。

日本では、謝ることは必ずしも、解決のために次のステップを踏むことを意味しません。謝ることは、その場の緊張をほぐし、相手との和を保つための手段にすぎないのです。ですから、相手が謝ったとはいえ、そこからすぐに物事が解決するわけではないのです。

欧米の人は、謝罪があれば、それは相手が過ちをみとめ、そこからそれを回復する方法を語ってくるものと期待します。

この謝ることへの意識の違いが、ビジネス上のいろいろな誤解の原因になったりするのです。


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