実はカンタン!冠詞 “a” と “the” の使い分け。「とある」「その」ニュアンスでOK!
こんにちは! りっかです。
英語が上手な人でも意外と困っているのが
冠詞 ”a” と “the” の使い分け
ですが、それぞれが持つニュアンスは明確に違います。
実はカンタンに使い分けられるようになります。
“a” と “the”にはちゃんと意味とルールがある
例えば、このような会話があったとします。
昨日とある女性と道端で出会ったんだよね。その女性は僕が大好きなとある女優さんにそっくりだったんだ
“I saw a woman on the street yesterday. The woman resembled an actress whom I love.”
え、もしかしてその女性って、その女優さんだったの?
“Oh, perhaps she was that actress?”
このように、話す側がある特定のものを題材にして話す場合、
まずは「とある〜のことを話します」と紹介し、相手とその何かについての情報を共有してから、「で、その〜が・・・」と限定します。
日本語で会話をするときのイメージと全く同じです。
なんの前触れもなく突然友人から
ねえねえ、私やっぱりあの家を買うことに決めたわ!
“Hey, finally I decided that I will buy the house.”
と言われても、
「あの家」がなんのことなのか分からなければ、聞き手側は「何の話し?」となりますよね。
・多くのものの中の1つを示す場合は”a”、特定のものとして限定する場合”the”
・お互いに「そのたった1つのもの」の共通認識がある場合に、”the” が頭に付く
基礎英文法チェック
冠詞 ”a” と “the” は、必ず加算名詞の前につきます
単数の可算名詞に付く
ニュアンス: 不特定多数のもの
日本語訳 「とある〜」
全ての名詞に付く
ニュアンス: 指でそのものを指している。特定のもの。または、唯一無二のもの。
日本語訳「(ほかでもないまさに)その〜」
“I saw a flower. The flower was beautiful.”
(とある)花が目に入った。その花はとても美しかった。
天体や楽器は”the”をつける
お互いに「そのたった1つのもの」の共通認識がある場合に、”the” が頭に付くことを今回は説明しました。
そのため、誰もが認識している唯一無二のものは初めから”the”がつきます。
唯一無二のものは日本語でも「とある〜」とは言いませんね。
・地球
the earth
・ナイル川
the Nile
今朝は、とある太陽が眩しくてね・・・
太陽は一個しかないのに、「とある」て、変・・・
冠詞のあるなしで表現の幅が広がる!
今回は、冠詞の”a”と”the”の使い分けについてご紹介しました。
でも、そもそもどういった名詞に冠詞つけるの?
可算名詞と不可算名詞って何?
というところもチェックしてみると、名詞1つで様々なニュアンスを表現できるようになります。
というわけで、
次回は「可算名詞と不可算名詞の違い」、「冠詞の有無で意味の変わる名詞」についてご紹介します!
ではまた!