「カタカナ英語でも通じる」これぞオルタナティブファクトかも? youtubeで英語の発音練習をする方法

「カタカナ英語でも通じる」これぞオルタナティブファクトかも? youtubeで英語の発音練習をする方法
5月 11, 2017 Rikka

「カタカナ英語でも通じる」これぞオルタナティブファクトかも? youtubeで英語の発音練習をする方法

カタカナ英語は外国の方にはわかりにくい

こんにちは!りっかです。

私は外国の方に日本語を教えています。
日本語にはたくさんのカタカナ英語があります。
いつもカタカナ英語の意味を英語圏の生徒に聞かれるので、とても面白いです。

カタカナ英語というか、英語のカタカナ発音バージョンでは、英語の音とかなり異なります。

ユニバーサルスタジオ、ユーモア、テーマ、レベル、トラベル、ワシントン、スケジュール、トランプ、ワールド、・・・などなど数え切れないほどたくさん。

意味を聞かれたら、英語の発音で言い直します。
そうすると、みんな、スッキリしたように、「ああー!! これ、英語なんだ!」ってなるので、大変興味深く、おもしろいです。

今回のテーマ「オルタナティブファクト」も、例外ではありません。

このままカタカナ発音で言うと、相手は意味がわからずしばらく怪訝な顔をします。数秒間を置いて気づく人も中にはいますが、大抵はもう一度言い直させられます。

カタカナ発音の英語で会話が成り立つのは日本人同士のみだと思った方が無難かもです。

参考動画:Hapa 英会話
【Hapa英会話-28】アメリカ人にカタカナ英語が通じるか実験!(前半)

【Hapa英会話-29】アメリカ人にカタカナ英語が通じるか実験!(後半)

世界中に様々な発音、イントネーションの英語がありますが、
その中心にはネイティブの発音とイントネーションがあります。

母語が異なる第二言語で英語を話す同士が、母語の発音が強い状態で会話をすると、全然違う言語で話しているような感じになって、お互いに聞き取れず、「え?え?」ってなります。

他の国の人たちは、ネイティブの英語の発音をちゃんと練習します。それでも母国語のなまりが残ってしまうのは仕方ないですが、日本みたいに「ネイティブの発音なんて身につけなくていい」という考え方はありません。

英語ネイティブの発音に少しでも近づける練習をしましょう。

リスニング力の向上にもなりますし、相手もまた第二言語で話す人だったとしてもお互いに似通った英語が話すことができ、会話がスムーズになります。

オルタナティブファクトが誕生した瞬間の記念すべき動画

世界中を駆け巡った、トランプ大統領顧問ケリーアン・コンウェイの言葉
Alternative facts

これは、トランプ大統領の報道官が、「就任式に集まった聴衆の人数は過去最大」と虚言を呈したことに端を発します。

NBCの報道番組にケリーアン・コンウェイ氏が出演した際、「なぜ大統領は報道官に嘘を言わせたのか」と問われ、
「それは嘘ではなく、オルタナティブファクト(代わりの事実)です」と発言をし大きな波紋を呼びました。

彼女がこの言葉を最初に口にした時の動画が、NBCのYoutubeチャンネルにあります。

さっそく、動画を見ながら記事を読み進めてください。
 
冒頭からややヒートアップした様子でインタビューが始まります。
お互いに会話の主導権を譲りません。

1:36から、アナウンサーが強めの口調で「失礼、質問に答えていませんよね? 私が聞きたいのは、〜〜」と詰め寄ります。

初めてこの言葉が飛び出すのはちょうど2:00から・・・

・・・

はい、出ました!!!

これぞ、本物の

Alternative facts
です。

鳩が豆鉄砲を食らって激怒し頭突きをしてきた時ような衝撃に見舞われたアナウンサー。

困惑と焦りの混じった声で、
「代替の事実!? いや、それは事実じゃないでしょう!!!」と切り返します。

いいですね! おもしろいですね〜。

そして、この瞬間から “Alternative facts” はあらゆる場面でジョークや皮肉に使われることになりました。

では、正しい発音をしっかり練習しましょう。

英語のイントネーションと発音練習の仕方

Step 1

短い文章を何度もリピートして流し、歌を歌うように口真似をしましょう。
全く同じ長さ、イントネーション、舌使い、息遣いになるまで何度も繰り返します。

真剣に、一音一音、じっくり聞きましょう。
カタカナは忘れ、日本語を忘れ、ただもうひたすら音の出し方、音程、長音、息の破裂音などを聞き取ります。

Step 2

翻訳アプリかSiriを起動し、英語での音声入力ができるか挑戦しましょう。

ネイティブの発音が習得できていれば、一発で正しく反応する可能性大です。

a,l,t,r,v,f これらの音の出し方をしっかり身につけられているかがわかります。

おわりに、英語の発音について豆知識

”R”の発音は昔から「舌を上方に巻く」と言われていますが、ちょっと違います。
舌の力を抜いて、舌の根を奥に引っ込める感じです。その時ほんの少し勝手に舌先が上に向きます。
イギリス英語では特に、舌先はほとんど動きません。
“R”のたびにいちいち舌を巻いてたらかなり辛いかもです。

“T” “F” “P” は、息を一気に強く吹きます。私たちが日本語を話している時には全くやらない動作なので、慣れるまでなかなか大変です。大げさなくらいに意識をして息を吹き出しながら話す練習をすると良いかもです。腹筋の運動になります。

それでは、また良い動画があったらご紹介します。

(とはいえ、彼女は頭の回転が大変早く、できる女性なのです。今後の活躍にも期待しています。)