店員の人間宣言【えいご人の常識】
JAPANESE
I’m a customer, but when I complained, they blamed me.
FOREIGNER
Sometimes respect for people gets trampled by the Japanese sense of hierarchy.
日本人:お客として文句を言ったら、逆に反発された。
外国人:日本人の上下感覚は、人への敬意を踏みにじることもあるみたい。
これはよくサービス業などで見受けられることがありますが、日本人の顧客が、何かの不備に感情的になって、大きい声をだしたり、相手をどなりつけたり、またはそれほどひどくはないものの、そのサービスの不備をなじったりすることがあります。
人と人とに上下関係をおかない欧米社会では、顧客が感情的になればなるほど、その抗議に対して抗議を受けた人も対等に自らの立場を主張してきます。そして最悪の場合には、「私を人間として取り扱ってください。なんでそんな横柄なものの言い方をするのですか」と顧客に逆に抗議する場面に出くわしたこともあります。
相手を下の立場として取り扱わず、相手の良いところを認めながら、対等な立場でクレームをするノウハウが日本人には欠如しているようです。理不尽だと思えば、相手が顧客でも自らの立場をしっかりと弁護して抗議する欧米流のコミュニケーションを知っておくべきでしょう。
*日本の接客業は本当に素晴らしいと思います。中学生や高校生、日本語がペラペラな外国のアルバイトでさえもその接客態度は高品質なものです。ただ、その素晴らしさを勘違いしている方も少なからずいますよね。英語や外国の文化を学ぶのはもちろん大事ですが、外が見えるからこそ、中も大事にしていただきたいと思います。*
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もし30分で人生が変わる、と聞いたらあなたはどうしますか?英語ができることがすごいのではなく、英語ができることで世界が広がるのが素晴らしいのです。その方法、伝授します。