英語では曖昧な日本語から離脱が必要。Thank you for visiting us. と具体的に【たった一言の英会話:第9回】
世界はひとつだが曖昧はだめ
日本語はよく曖昧な言語だといわれます。
だから、日本人が自分の気持ちを英語にしたとき、よく相手に通じず、そのことに気付かずに誤解を与えるということがよくあります。
例えば、Thank you. と挨拶をするとき、大切なことは Thank you for〜 の 〜 の部分を表明することです。つまり、何に感謝しているか具体的に表明しなければ、感謝の意思が伝わらないことが多々あるのです。
日本語の表現は、確かに曖昧なのです。
島国で単一民族の環境の中に長い間暮らしてきた日本人は、お互いの意思をオブラートに包んで曖昧に表明しても、その意図が通じたものでした。
そして、むしろ曖昧に表明するほうが丁寧で礼儀にかなっているとされてきました。
しかし、多民族が同居している多くの国では、ものごとを具体的に表明しないとその意図は通じません。英語を使う国々ではそうした文化背景を持つところが多くあるのです。
気持ちを言葉に
だから、Thank you. と曖昧に表明すると、相手は Thank you for what? と思ってしまいます。
Thank you for visiting us. という風に、何に感謝しているか具体的に語ることが大切なのです。
さらに、メールなどでは、この文章の後に、
I know you are busy person. I appreciate your effort to spend the time for me.
という風に、さらに何故感謝をしているかをより明解に説明することも効果的です。
これは感謝の気持ちを伝えるときだけではありません。
お詫びをいうとき。相手に何かを依頼するとき。さらに、相手を褒めたり注意したりするときなど、あらゆる場面でこうした具体的な表現が必要なのです。
それではまた。
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