たった2語だけで英会話がペラペラになる技を公開!【純ジャパ英語勉強法】
純ジャパバイリンガル有子山博美の英語勉強法
「ありこやま」ではありません。「うじやま」です。おもしろい体験談があります。
2語でも会話は続けられる
私は2013年の夏に、6名の英語本ベストセラー著者の方々がつくった「日本全国ペラペラ化計画(https://www.peraperajapan.com/)」というグループに参加させていただき、大規模なコラボレーションセミナーを開催しました。
セミナーの目的は「“知っている”英語を“使える”英語に変えよう」というもので、“英語を話すこと”の心理的ハードルを下げ、参加者のみなさんにもたくさん英語を話してもらえるようさまざまなアクティビティを盛り込み、大いに盛り上がりました。
いちばん最初のアクティビティは、英語本を120冊以上執筆されている英語界の重鎮、晴山陽一先生が考案された「ワンワードラリー」というもので、私はデモンストレーションで会話の相手を務めました。
「ワンワードラリー」はその名のとおり、「1〜2語の単語だけで、どこまで会話を続けられるか?」という単純なアクティビティです。晴山先生と私の、アドリブの「ワンワードラリー」をご紹介しましょう。
晴山先生:English, OK?
私:Of course! You?
晴山先生:A little.
私:Why?
晴山先生:Too old.
(ここで、会場にドッと笑いが起こる)
私:Come on! Never too late.
晴山先生:Thank you.
私:Let’s enjoy!
こんなカタコトでも十分コミュニケーションが取れる、声の出し方や表情でニュアンスも十分伝えることができ、笑いだって取れるんだ! と目の覚めるような体験でした。
あいづち上手は会話上手
続いて私は、洋画や海外ドラマでストックした「2〜4語のあいづち表現」をご紹介し、「(相手の嬉しいニュースに対して)2〜4語でネイティブ風あいづちをうってみよう」というアクティビティを行いました。その一部をご紹介します。
・いいね! スゴイ! おめでとう!Nice! / Awesome! / Cool! / Congratulations!
・それはすばらしい
That’s [good / great / wonderful / impressive / excellent news ] !
・詳しく聞く
Tell me more! (もっと教えて!)
How? (どうやって?)
When? (いつ?)
Where? (どこで?)
・相手の言ったキーワードを繰り返すのもgood
A:I got a new car! (新しいクルマを買ったの!)
B:A new car!? Cool! (新しいクルマ!? いいねぇ!)
A:I got a raise! (昇給したよ!)
B:A raise? Congratulations!! (昇給? おめでとう!!)
・私も嬉しい
Good for you. / I’m happy for you. / I’m glad to hear that.
・いいなぁ/うらやましい
Lucky you. / You’re lucky. / I’m jealous.
・褒める
You did it! (やったね!)
You deserve it. (当然の結果だよ)
I knew you could do it. (君ならやると思った)
・驚く・意外
That’s unexpected. (それは意外だ)
Really? (ホントに?)
Seriously? (マジで?)
No way. (まさか)
Wow. (わぁ)
You’re kidding. (冗談でしょ)
★会話例(合わせ技)
A:I got a promotion! I’ll be the new Branch Manager. (昇進したよ! 新しい支店長になるんだ)
B:That’s great! You deserve it. (それはスゴイ! 君はふさわしいよ)
A:I got two backstage passes to the Lady Gaga concert this weekend. (今週末にあるレディ・ガガのコンサートのバックステージ・パスを2枚ゲットしちゃった)
B:No way! You’re so lucky. (うっそー! すごくラッキーだね)
A:I scored an 800 [=got a score of 800] on the TOEIC test on my first try. (1回目の挑戦でTOEIC 800点取れたよ)
B:That’s pretty impressive. Congratulations!! (それはかなりすごいよ。おめでとう!!)
「あいづち」はむしろ、2〜4語の短くてシンプルなフレーズを畳みかけるほうが、テンポよく会話が弾むことが多いのです。堅苦しく考えず、日ごろからたくさんの英語フレーズをストックし、いざというときにポンポン出てくるよう練習しておきましょう。
余力のある方は、洋画や海外ドラマ、SNS、洋書、洋楽、ニュース、スピーチなど、さまざまなネイティブ英語にアンテナを広げ、気に入ったフレーズをどんどん吸収しましょう。いつか実際に会話で使うことを想像し、ワクワクしながら勉強するのが長続きする秘訣です。
しつこいようですが「ありこやま」ではありません。「うじやま」でした。
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