英国政府の名言で学ぶ英語【音声付】
1日たったの3分!英日対訳で味わう世界の名言
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Keep calm and carry on.
the British government / 1939
In 1939, the British were fighting World War II. It was a scary time. No one knew what would happen next. Many people feared the worst. That’s why the British government invented this saying.
The first part is simple: the government wanted people to stay calm even though they were scared. But what does “carry on” mean? “Carry on” is a very British thing to say. It means living your life and doing your job quietly, without complaining or making it into a big deal—even in dangerous, difficult times. It means being brave and doing your part to help, but without any fuss or noise.
In today’s fast-moving, stressful world, it is easy to panic when something scary happens or when things go wrong. That’s why so many people like to remember these inspiring words.
平静を保て。くじけず前進せよ。
英国政府 / 1939 年
1939 年、イギリスは第二次世界大戦のまっただ中にあった。恐ろしい時代であった。次に何が起こるのか誰にもわからない。多くの人々が、最悪の事態を恐れた。そこで英国政府は、この標語を作成した。
前半はそのままの意味である。政府は国民に、先が見えない時にも冷静さを保つように求めた。しかし、次の「くじけず前進せよ」とはどのような意味だろうか。これはいかにもイギリスらしいフレーズだ。不穏な時、困難な時にも、不満を抱いたり深刻に受け止めるのではなく、自分の生活をしなさい、淡々と自分の仕事をしなさい。あわてたり騒いだりせず、果敢に自分のできることをしなさい、という意味である。
変化とストレスに満ちた今日の世界では、何か恐ろしいことが起きたり、事態が悪化すると、すぐにうろたえてしまいがちになる。だからこそ、このスローガンを心に留めておきたいと思う人が多いのだ。
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