危険信号!間違った音読は逆効果?【安コーチ英語道場】

危険信号!間違った音読は逆効果?【安コーチ英語道場】
January 18, 2017 Ism Editor

危険信号!間違った音読は逆効果?【安コーチ英語道場】

だれにでもできる!スピーキング入門:安コーチ英語道場

英語の勉強は鬼コーチ安コーチにまかせてください!今回は、スピーキングの基礎訓練、音読についてお話しします。

英語学習の方法として、声に出して英文を読み上げること=音読が効果的だということは、一般的に認知されるようになり、学校や塾、予備校の教室など、英語教育の場では、音読を取り入れた指導がされています。

一方で、ひとことで「音読」といってもさまざまな方法があり、それらをうまく組み合わせてプログラムしなければ、せっかくの学習も効果を表面的に学ぶだけでは、本当の英語力はつかないでしょう。

音声を使った練習が大切な理由

それでは、私たちはどのようにして英語をマスターすることができるのでしょうか?

よく、子供のように自然におぼえよう、という声をききます。しかし、日本では、限られた学習時間の中で、ある程度の年齢になってから、外国語として英語を学びますから、1日10時間以上、10年間以上かけて、母語のように英語を習得するなどということは、非現実的です。したがって、限られた時間で最大の効果を生む勉強を狙わなければなりません。

そこで、もちろん、言葉のルールや単語や熟語などを、普通に勉強します。しかしながら、文法や単語や熟語をただ勉強するだけでは、本来の言語能力は身につきません。それは単なる知識であって、言葉の能力とは言いがたいものです。

ピアノの学習にたとえると、わかりやすいかも知れません。たとえ楽譜を読んで暗記したとしても、体が自動的に動くようにならなければ、ピアノを弾けるようにはなりません。

楽譜のような、ルールや知識を理解したあとで、私たちがやらなければならないのは、手が自動的に美しいメロディを奏でるようになるための「練習」です。この「練習」にあたるのが、「音読」なのです。

単語や文法だけで終わるのはNG

まず、単語や文の意味をしっかりと理解したうえで、そこで終わるのではなく、ネイティブスピーカーのモデルを真似て、声に出して練習をする。そのことによってその文が、最終的には英語のまま、スラスラと理解できるようになります。そうやってスラスラと理解できるようになったものを暗唱して口から発信すれば、スピーキングの基礎訓練になりますし、手から発信すれば、ライティングの基礎訓練にもなります。そして当然のごとく、音読しながら英文を理解できるようになれば、読解の基本も身につきますし、耳で英語をたくさん聴くことで、リスニングも力を伸ばせます。

つまり、音読によって得られる能力は、4技能の「基礎」にすぎないかもしれませんが、その4技能の「核」となる力なのです。つまり、4技能のどの方向にも伸ばしていけるような言語操作能力を、身につけることができるのです。

「音読」といっても、定義は曖昧で、ただデタラメに意味を考えずに読むような音読から、ネイティブのモデルを模写して様々なやり方で読む音読までいろいろあります。音読をする際には、前者のような形式的な音読に陥らないことが重要です。また、音読やリスニングの練習をする場合には、一回一回自己評価として何パーセント理解できたかをチェックするようにしましょう。音読の目的の一つ目は、目や耳を介して、英語を英語のまま理解できるようになることです。その目的を意識せずに、時間や回数だけ稼いでも効果的とはいえません。

何度も言いますが、音読が英語学習にいいと言っても、でたらめな音読に陥ってしまっては、逆効果になることもあります。だからこそ、適切な正しい手順で音読を進めていくことを重視しましょう。みなさんの頭脳の中に、4技能の核となる言語操作能力を作り上げましょう!

※この記事はJリサーチ出版から発売中の「ゼロからスタート正しい音読学習(安河内哲也・ミッキー・エイコーン著)」に掲載されている内容を編集して作成されたものです。実際の英語を使った練習はこの本を使ってやってみてくださいね。


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