東京五輪がやってくる!アスリートたちの熱いコトバに震えろ!

東京五輪がやってくる!アスリートたちの熱いコトバに震えろ!
1月 15, 2017 Ism Editor

東京五輪がやってくる!アスリートたちの熱いコトバに震えろ!

東京都千代田区にある、東京FMホールにて、一般社団法人おもてなしランナー協会主催の「オリンピアン・パラリンピアン アスリートトークショー」が開催されました。参加したのは、オリンピアン園原健弘選手、パラリンピアン大西瞳選手。グローバルに活躍するお二人のアスリートから、心に響く名言がたくさん飛び出しました。言葉の能力だけじゃない「グローバル感覚」をお二人のことばから感じてください。トークショーの後には、東進ハイスクールの安河内哲也先生による英語教室。お二人のアスリートも参加して、見事な英語を披露してくれました。

日本人は外国人のメンタル面を見習え!

大西「日本人はまじめなんです。義足のねじの半回転にこだわる。海外の選手はでたらめ。でもくやしいことに速い。日本の技術をまねされると大変(笑)。」

大西「海外の選手は、気にせず食事もどんどん食べる。でも強い。あのメンタル面を日本人も見習った方がいい。」

大西「リオ五輪では、最終的にパラリンピックは盛り上がった。開催も危ぶまれ、チケットもうれのこり心配していたが、最後にスポーツを楽しむことができるプロの客が集まってくれました。」

過剰なおもてなしに陥るな!

園原「東京オリンピックでは、過剰なおもてなしはNGかもしれません。おもてなしは、ジャストミートの加減が重要なんです。ともすれば、単なるおせっかいになっちゃう。」

園原「日本人の「一歩先んじて」の緊張が伝わりすぎないようにしなきゃ。その場を楽しませることも大事。バルセロナはそうだった。楽しませることがおもてなしです。」

大西「海外の選手ともっと話したいけれど、英語が苦手で….だから、もっと勉強したい。英語は大切です。英会話学校に通っている選手も多いです。」

大西「リオの選手村には、なんと味噌汁があったんですよ。でも味はとんでもなかった(笑)。」

アスリートは数カ国語を話すべき!?

園原「アスリートはブロークンでもいいから、数カ国語は話せるようになりたいですね。いや片言でも大丈夫なんです。間違ってもいいから外国語を話すメンタリティを持つことです。外国人のアスリートなんて、あいさつの言葉を知っているだけで、「〜語が話せる」なんて平気で言うんですよ(笑)」

大西「日本では考えられないくらい、海外の選手はどんどん話しかけてくる。そこで関係性を築くのが大切なんです。」

園原「コーチが英語を話せなくて緊張すると選手にも伝わる。これはよくない。コーチも選手も、ちょっと図々しいくらいがいい。」

楽しむことが最高のおもてなしです

大西「オリンピック・パラリンピックのようなイベントでは、見ている方も思い切りスポーツを楽しんでほしい。選手にとっては、スポーツを見て楽しんでもらうのが最大のおもてなしなんです。」

大西「パラスポーツにも興味をもっていただきたい、そして楽しんでほしい。パラスポーツは、難しそうに感じますが、仕組みは簡単に理解できますよ。ルールがわからなくても楽しいんです。純粋に、挑戦している選手たちのすごさを楽しんでほしい。」

園原「いいチャンスなので、いろんな国の人たちから、いろんな国の価値観を学び取ってほしい。選手、お客さんから、ボランティアとして、新しい自分を発見するヒントを得ましょう。参加して楽しむ。人生は偶然の連続。すべての出来事をポジティブにとらえましょう。」

日本の歴史を知るのもおもてなしだ

園原「英語も大切だけれど、おもてなしのためには、日本の歴史を学びたい。外国人が日本人も驚く細部に興味があることもありますからね。日本に興味をもつ外国人が増えていますね。」

大西「相手の国ことを、ちょっとでも知っているとそこから話が広まる。ちょっとずついろいろな国のことを知りたいですね。」

園原「もっともっと、パラリンピックに注目したいです。不自由な部分から、人間が進化するところを見る。その能力を見ると、自分の可能性を発見することに通じるんです。生で見ることが大事です。大西さんのように、挑戦しているアスリートから元気をもらえます。」

パラリンピックのレベルは上がり続けている

大西「パラリンピックのレベルは上がり続けているんです。そのままの姿を純粋にみてほしい。「そこまでできるんだ」って。」

大西「メダルに届かなくても、悔しくても、リオの経験を自らが楽しみ、自己ベストも出せた。東京で今度こそ達成感を味わいたい。」

大西「走り終わってからの応援や、観客からの事前の応援は励みになる。」

園原「絶好調のときは、応援に気持ちがのっていける。そうありたい。」

「頑張れ」以外の応援の言葉とは?

大西「「頑張れ!」以外の応援としては、とにかく、アスリートをほめてあげることですね!「大丈夫!」といってほしいです。わざとらしくなく、ポジティブに!あきらめないように!っていってほしいです。「楽しんできてね」って言われると嬉しいです。あと「自分が納得できるレースをしてね」って言われると引き締まります。自分の集中が切れたときには叱咤激励もまたうれしいです。」

大西「どんだけ緊張するかとおもっていたが、パラリンピックでは一切緊張しなかった。楽しいだけ。夢が叶うとはこうゆうことかと思った。」

園原「挑戦することに価値があるんです。「楽しい」とは苦しみから逃げることではない。苦しみに打ち勝つことから楽しみは生まれるんです。」

スポーツもおもてなしも毎日の積み重ねから

園原「一時的な頑張りではなく、日々の努力が結果につながっているんです。そしてそんな毎日の苦しみをもバネにもできるんです。」

園原「今のありのままの東京に選手たちを迎えましょう。冒険する気持ちを持って、飛び込む勇気を持って、東京オリンピックに関わってください。外国人に積極的に話しかけてください。」

園原「毎日の小さな積み重ねを大切に。簡単に毎日できることからやりましょう。」

大西「誰もがいろんなスポーツを楽しめる東京になってほしい。障害者でも高齢者でもすぐに、気軽にスポーツを始められる社会になってほしいです。」

E-CATはマークシートでは測れない発話の能力を測ることができます!

E-CATは、世界の英語スピーキング教育の拡大に貢献することを目指し、米国で開発された試験です。一人でも多くの方に受験していただくことで、話せる英語の普及につながります。ぜひご受験ください。英語が話せる日本と世界のために!


この記事が好きなあなたにはこの本がオススメ