マーゴ・フォンティーンの名言で学ぶ英語she did not take herself too seriously.【音声付】

マーゴ・フォンティーンの名言で学ぶ英語she did not take herself too seriously.【音声付】
3月 14, 2017 えいごism 編集部

マーゴ・フォンティーンの名言で学ぶ英語she did not take herself too seriously.【音声付】

バレエ


始めに


人間は単純な生き物である。

ちやほやされると嬉しくなるし、
非難されると落ち込む。

ちやほやされると、
嬉しくなると同時に、
有頂天になる。

自分はすごいのではないか、
と錯覚する。

今回紹介するバレリーナは、
世界中でちやほやされても尚、
調子に乗ることなく、
ひたむきに努力を重ねた女性です。

この記事はそんな女性の名言を使って、
あなたの英語の聞く・読む・話す力を
向上させるためのものです。

▷この記事はこの本を参考にしています◁


本日の有名人


バレリーナマーゴ・フォンティーン / Margot Fonteyn (1919–1991)
イギリス人バレーダンサー。幼少期からバレエを習い、徹底的な指導を受ける。そんな努力が実り、1946年の全米ツアー公演での『眠れる森の美女』(オーロラ姫役)で注目を浴びることとなる。その他にも、『ジゼル』『白鳥の湖』などにも出演した。


英語のトレーニング


STEP1 リスニング

まずは聞いてみましょう。
全ての音を聞き取れればよいですが、そうでないことが多いはずです。
理解できなかった単語は、
自分なりに聞こえた音をメモしておきましょう!!

STEP2 リーディング

Listeningの段階でメモが残っている人は、
その音がどの単語なのかを見つけておきましょう。

単語そのものを知らなかったのか、
発音を知らなかったのか、

自分がどのような理由で聞き取れなかったのかを
分析して、あとは何度も聞いて、聞き取れるまで練習!!

そこまでできたら、次はReading。
英文の順番で理解できますか?
わざわざきれいな日本語にする必要はありません。

知らない単語はどんどんインプット!!

The one important thing I’ve learned over the years is the difference between taking one’s work seriously and taking one’s self seriously.
私が長年かけて学んだ大切なことは、自分の仕事を重くうけとめることと、自分自身を重く受けとめることとの違いです。

The first is imperative, and the second is disastrous.
前者は必要なことで、後者は身を滅ぼすことです。

Margot Fonteyn / English ballerina (1919–1991)
マーゴ・フォンティーン / イギリスのバレエダンサー( 1919–1991 )

It’s important to take your work seriously.
自分の仕事を重く受けとめることは大切である。

Practice, never give up, and always try to improve your work.
訓練を積み、あきらめることなく、常に上を目指していこう。

But don’t make the mistake of taking yourself too seriously.
でも、自分自身を重く受けとめすぎないようにしよう。

People who take themselves too seriously think,
自分を重く受けとめすぎていると、

“I am the most important person! Everything is about ME!”
「私は一番大切な人間だ。全ては自分中心に回っている」と考えてしまう。

Margot Fonteyn was one of the great ballerinas of the 20th century.
マーゴ・フォンティーンは20世紀を代表する素晴らしいバレエダンサーのひとりである。

In the world of dance, she was a star.
ダンスの世界では、彼女はスターだった。

Fonteyn took her work—dancing—very seriously.
彼女は自分の仕事―バレエ―をとても重く受けとめていた。

But she did not take herself too seriously.
しかし、彼女は自分自身を重く受けとめすぎることはなかった。

Even though she was a beautiful, famous ballerina, she did not think of herself that way.
美しい有名なバレリーナであったが、自分は特別な存在ではなく、

She thought of herself as a normal person.
ごく普通の人間だと思っていた。

She did not expect to be treated in a special way.
そして特別扱いされることを望まなかった。

Because of Fonteyn’s hard work and humble attitude,
その並々ならぬ努力と謙虚な人柄で、

she was one of the best-loved ballerinas in the world.
彼女は世界中で最も愛されるバレエダンサーのひとりとなった。

STEP3 スピーキング

さあ、仕上げです。

単語の意味がわかる。
文の内容もわかる。
音も聞き取れる。

ここまでやれた方は最後にその音を
あなたの口から、
出してみましょう。

そうです、音読です。

うまくいかない音もあるかもしれませんが
物まねの要領で真似してみて下さい。

口を動かすことで、
英語の筋肉がつくのはもちろん、
頭の中に英語のお手本がしみ込んでいきます。

文章を考えるのではなく、
スラスラでてくるまで
何度も音読を繰り返してみて下さい。

小さな積み重ねがあなたの英語を変えます!!

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