英語はペラペラ、中身もぺらぺら?【えいご人の常識】

英語はペラペラ、中身もぺらぺら?【えいご人の常識】
3月 16, 2017 えいごism 編集部

英語はペラペラ、中身もぺらぺら?【えいご人の常識】

JAPANESE

I’m his senior, but he didn’t give me any respect.

FOREIGNER

In Japan, why do they change their way of talking based on differences in age and experience?

日本人:先輩として、敬意を表してくれなかった。
外国人:日本では、なんで年齢や経歴の差で言葉遣いまで変えるんだろう。

man

日本や韓国のように、儒教道徳の背景のある国では、年齢への配慮や、入社や入学の後先などにしたがって、先輩や後輩として人が位置づけられます。

そして、後輩は先輩に敬意を払い、言葉遣いや接する態度にも気を遣います。元々人と人とは平等だとするアメリカのような社会では、軍隊でもない限り、こうした発想はありません。年下も年上もカジュアルな場ではお互いをファーストネームで呼び、そこにはいささかも日本流の上下関係は見えてこないのです。職場での上下関係はあっても、あくまでも個人と個人とは対等で平等という発想がその根本にはあるのです。

したがって、先輩後輩の発想で、外国の人を取り扱うと、思わぬ摩擦や誤解の原因になってしまいます。より長く仕事をしている人は、新人にとって上下関係ではなく、よきメンター(mentor)として接するノウハウが必要です。それは、様々な場所で紹介される異文化での人の指導方法を学ぶことからはじまるのです。

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