直球ど真ん中ストライクを投げ込むべし。【えいご人の常識】

直球ど真ん中ストライクを投げ込むべし。【えいご人の常識】
3月 9, 2017 えいごism 編集部

直球ど真ん中ストライクを投げ込むべし。【えいご人の常識】

JAPANESE

I was offended by his direct opinion.

FOREIGNER

Comments in business are just part of the back-and-forth.

日本人:ストレートな意見にむっときた。
外国人:ビジネスでのコメントはキャッチボールだって言っているのに。

ブレインストームが苦手な日本人の心理的背景には、やはり相手と「和」を保ちたいという意図があるのでしょう。日本人はビジネスの場でも和を保とうとするあまり、反対意見などを相手の前で強く主張したりしないのです。

相手に強くものを言うことは、相手の心を傷つける行為だと無意識のうちに思っているために、そうした場に直面すると、日本人はトーンを和らげて、暗黙のうちにメッセージが伝わるように、婉曲モードにはいってしまいます。

それに対して欧米では、自らの意見はそのままストレートに相手に伝えようとします。彼らにとって、ビジネス上のやりとりはハートとハートとのやり取りではなく、キャッチボールなのです。

ビジネスはビジネス、そこでのやりとりが個人の人間関係に影響することはないと、欧米の人は思うのです。ストレートにものを言うことは、上司や顧客にも失礼だし、働く仲間とも関係を壊してしまうと思う日本人。だからこそ、「場」を変えて話しやすい環境を作った上で、本音を交換しながら、少しずつ意見を伝達し、根回しを行って、コミュニケーションを進めてゆくのです。

ミステリアスな、日本人のコミュニケーションスタイル。なかなか外国の人には理解できません。


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