実はカンタン!冠詞 “a” と “the” の使い分け。「とある」「その」ニュアンスでOK!

実はカンタン!冠詞 “a” と “the” の使い分け。「とある」「その」ニュアンスでOK!
9月 19, 2017 Rikka
Study

実はカンタン!冠詞 “a” と “the” の使い分け。「とある」「その」ニュアンスでOK!

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こんにちは! りっかです。

英語が上手な人でも意外と困っているのが

冠詞 ”a” と “the” の使い分け 

ですが、それぞれが持つニュアンスは明確に違います。
実はカンタンに使い分けられるようになります。

“a” と “the”にはちゃんと意味とルールがある

例えば、このような会話があったとします。

bookstore_english

昨日とある女性と道端で出会ったんだよね。その女性は僕が大好きなとある女優さんにそっくりだったんだ
“I saw a woman on the street yesterday. The woman resembled an actress whom I love.”

bookstore_english

え、もしかしてその女性って、その女優さんだったの?
“Oh, perhaps she was that actress?”

このように、話す側がある特定のものを題材にして話す場合、
まずは「とある〜のことを話します」と紹介し、相手とその何かについての情報を共有してから、「で、その〜が・・・」と限定します。

日本語で会話をするときのイメージと全く同じです。

なんの前触れもなく突然友人から

bookstore_english

ねえねえ、私やっぱりあの家を買うことに決めたわ!
“Hey, finally I decided that I will buy the house.”

と言われても、
「あの家」がなんのことなのか分からなければ、聞き手側は「何の話し?」となりますよね。

まとめ

・多くのものの中の1つを示す場合は”a”、特定のものとして限定する場合”the”

・お互いに「そのたった1つのもの」の共通認識がある場合に、”the” が頭に付く

基礎英文法チェック

冠詞 ”a” と “the” は、必ず加算名詞の前につきます

a (an)=不定冠詞  

単数の可算名詞に付く
ニュアンス: 不特定多数のもの
日本語訳 「とある〜」

the=定冠詞  

全ての名詞に付く

ニュアンス: 指でそのものを指している。特定のもの。または、唯一無二のもの。
日本語訳「(ほかでもないまさに)その〜」

“I saw a flower. The flower was beautiful.”
(とある)花が目に入った。その花はとても美しかった。

天体や楽器は”the”をつける

お互いに「そのたった1つのもの」の共通認識がある場合に、”the” が頭に付くことを今回は説明しました。

そのため、誰もが認識している唯一無二のものは初めから”the”がつきます。

唯一無二のものは日本語でも「とある〜」とは言いませんね。

・地球
the earth

・ナイル川
the Nile

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今朝は、とある太陽が眩しくてね・・・

bookstore_english

太陽は一個しかないのに、「とある」て、変・・・

冠詞のあるなしで表現の幅が広がる!

今回は、冠詞の”a”と”the”の使い分けについてご紹介しました。

でも、そもそもどういった名詞に冠詞つけるの? 
可算名詞と不可算名詞って何?

というところもチェックしてみると、名詞1つで様々なニュアンスを表現できるようになります。

というわけで、
次回は「可算名詞と不可算名詞の違い」、「冠詞の有無で意味の変わる名詞」についてご紹介します!

ではまた!

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